ドラマ「青い鳥」で見たとき、その美少女っぷりに衝撃を受けた鈴木杏さん。(20年も前のドラマなのかと、此度改めて衝撃を受けたわ)
最新主演映画『明日にかける橋』でお話をうかがいました。ウートピにて。
こちらが後編。
ひとりで遊べるって大事。
上海国際映画祭で23日、24日と上映された『万引き家族』。見た人の微博の書き込みを読んでも、ほとんどネガティブな意見が見当たらない。特に取り調べ室での安藤サクラさんの演技にやられた人が続出のようです。
中国のレビューサイト「豆瓣」をみると、あちらでは7月公開のようです。李健がプロモーション曲を提供するとか。
映画祭で行われた現地記者さんとの朝食会&インタビューの記事が出ていました。中国語分かる方はどうぞ。(あるいはGoogle翻訳か何かで)
本日、上海国際映画祭(6月16~25日)開幕です。残念ながら今年は行けませんでした。
今年の注目は、23日(土)と24日(日)に上映予定の『万引き家族』。23日には是枝裕和監督と松岡茉優さんの舞台挨拶が予定されています。
このチケットが即完売で、新浪網によると発売開始後わずか数十秒の瞬殺だったとか。もちろんダフ屋が出現し、1枚120元(約2,000円)のところ、数百元~1000元(約1万7,000円)で売り出されたりしてるとニュースになっていました。
家族観が日本人とはかなり違う中国人ですが、今回見るのは主に上海の若い人だと思うので、日本の観客とそんなに大差ない感想が出てくるのではないかなーと推測。香港国際映画祭でも、中国からの出品作には「社会からこぼれ落ちた人」がテーマの作品が多かったので、あちらの方が『万引き家族』をどう受け止めるか、感想が出てくるのが楽しみです。
『万引き家族』は中国でも一般公開されるので、今回争奪戦に敗れた上海市民のみなさんには、高額チケットに飛びついたりせず、冷静に待っていただきたいものです。
で、本作を中国で配給するのが華誼兄弟(華夏電影発行、路華影業との共同)なのですが、上海映画祭開幕に先駆けて、15日に同社の2018~2019年新作発表がありました。
香港系のポータルサイト「鳳凰網」によれば、日本がらみでは『万引き家族』の年内公開、また、滝田洋二郎監督による中国の小説「聞煙」の映画化(2019年公開予定)が発表されました。
中国映画では、まず7月27日にツイ・ハーク監督の「狄仁杰」シリーズ最新作『狄仁杰之四大天王』(原題)、9月21日にジャ・ジャンクー監督の『江湖儿女』(原題)が公開予定。個人的には、夏公開で上海映画祭のコンペ部門にも出品されている姚晨と馬伊琍(「我的前半生」がめっちゃ良かった)共演の『找到你』(原題)が楽しみ。プロデューサーとして馮小剛(フォン・シャオガン)がクレジットされてます。2019年には、その馮小剛監督の『手機2』(待ち遠しい!)、管虎監督の戦争映画『八佰』(これも待ち遠しい!)が待機。今後の動向に注目したいと思います。
そうそう、管虎監督は2年前に来日された際にお話をうかがっています。
この時も、次は戦争映画を撮るんだと言ってましたね。
あと、余談ですが、このインタビューに出てくる「老炮儿」について、「日本だと西城秀樹さんかな」とおっしゃっていて、そのときはピンとこなかったのですが、今はなんとなく分かる気がします。
映画を見た後はどこかでコーヒーを飲みつつ反芻するのが常ですが、どうもチェーン系カフェばかりになってしまいがち。
先日、渋谷の東急近くで取材があったときに編集さんと入った純喫茶がとてもいい感じだった。Bunkamuraル・シネマ後に使える。
珈琲専門店シャルマン。
キレのあるアイスコーヒーが500円。(たしか)
そして、しっかり食事するお腹ではなかったので、軽い気持ちで注文したチーズトースト(650円)とツナトースト(600円)がこちら。(たしか。あまり価格気にしてなかった)
すんごいボリューム。
たっぷりとろけるチーズにマヨネーズをオンするという発想はなかったわ。ツナも胡椒がきいていて、とても美味しい。
Bunkamuraル・シネマで映画といえば、地下のドゥ マゴ パリが落ち着いていて好きだったのですが、お気に入りが1軒増えた。
公開中の『海を駆ける』。
深田晃司監督にインタビューさせていただきました。
深田監督にお話を聞くのは、一昨年の上海国際映画祭の時に続いて二度目なのですが、教えていただくことがとても多いです。前回の記事はこちら。
『海を駆ける』ロケ地のインドネシアは未踏の地。近く、行ってみたいです。
先週5月19日から公開されている『29歳問題』。男女、年齢問わずかなりオススメです。
舞台女優でもあるキーレン・パン監督(美女!)が、長年再演を続けてきた自作のお芝居の映画化。パン監督にもインタビューしました。
仕事と私生活で余裕を無くしたヒロインが、自分は仕事に依存し、友だちに依存してる(お酒とご飯の予定が入っていれば充実したつもりになる)と気づくあたりが刺さります。
どんな生活も結局は自分の選択の結果。自分で自分を楽しませる術を知ることも大事ですよね。
2018年も6分の1が過ぎましたね。
桜より桃派、の自分にとっては、近所を徘徊するのも楽しい季節です。
「キネマ旬報」3月下旬号、恒例の映画業界総決算号が5日から書店に並んでいます。2017年の中国の映画興行収入ランキングを振り返りました。
日本はもちろん、各国事情がわかって毎年勉強になります。
そして本日7日発売「プレイジデントウーマン」4月号で、キャリアチェンジした方5名にお話を聞きました。
好きなことに打ち込める環境ににいる人は満足度が高いと実感。
また、カルチャーのぺージでアカデミー賞作品賞等を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』、鬱映画の帝王(大好物ですけど)ハネケの新作『ハッピーエンド』などをご紹介しています。
3カ月も更新を怠けていました。
2018年は始まりからアジア映画の注目作公開や映画祭が続くので、スケジュール帳と日々にらめっこです。
本日は『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』(原題:「妖猫伝」)公開。
キネマ旬報で陳凱歌(チェン・カイコー)監督、livedoorニュースで主演・染谷将太さんのインタビューをさせていただきました。
この作品、楊貴妃と玄宗の物語の定説を知った上で見たほうが楽しめると思うので、中国の歴史にあまり詳しくないのよね…という方は、さくっと検索する程度でいいので予習しておくことをオススメ。
こちらも現在公開中、ジョン・ウー監督の『マンハント』。
キネマ旬報で主演・福山雅治さんのインタビューと、チャン・ハンユーさんのインタビュー構成。dmenu映画で中国語を頑張ってらっしゃる桜庭ななみさんにインタビュー。
『君よ憤怒の河を渉れ』の再映画化だと思って見ると驚きますが、ジョン・ウーのセルフパロディだと思うと楽しいです。
さらに、こちらも公開中。『長江 愛の詩(うた)』(原題:「長江圖」)の楊超(ヤン・チャオ)監督にインタビュー。
これね、たぶん1回だけ見ても分からないんですよ。何度か見ると、その度に気づくことがあり、味わいが増すのでおかわりされることをオススメ。
リー・ピンビンによる映像が美しいので、よくわからないながらも(失礼)目の前に広がる映像に感覚をゆだねてみると気持ちいいと思います。映画館(できれば4K上映館で)でみるべき作品です。
ここまでは映画のお仕事でしたが、さかのぼって年末年始はお金について考えていました。
現在販売中の「プレジデントウーマン」3月号はお金の特集。
会社員・Wワークの方も必見の確定申告ガイド、資産1000万円超え女性たちの貯金ストーリーを取材・執筆させていただいた。
貯められる人のお話を聞いて思ったのは、「あ、使わないんだな」という当たり前と言えば当たり前のこと。先取り貯金をして、余計なものには使わない(しかしこの「余計なもの」が大好きだったりする自分にはなかなか難しい…)。
あ、確定申告はもう済ませました。
昨日(11月19日)から始まったTOKYO FILMeXのオープニング作品『相愛相親』を見る。
シルヴィア・チャン演じる主人公の心境を本当に理解するには人生経験がまだまだ足りませんが、
自分にとって何が大事なのか、
何が好きだったのか、
何が幸せなのか、
いくつになっても問い直す時間を持つことって必要なんだなと考えさせてもらいました。
Q&Aでも監督おっしゃってましたが、
中国の二級都市の変化の大きさ、
常に移動を続ける中国の人たち、
そんな社会の一面をしっかり盛り込みつつ、笑わせて、泣かせて、いろんな世代の人の心にリーチする作品をつくるシルヴィア・チャン監督、改めてうまい(上手い)なーと思う。
うまい(旨い)と言えば、主人公の夫を演じた田壮壮。
ほんっと、いい味わい。
「鰹だし」というより、私の好きな「昆布だし」っぽいさりげない旨味がありました。
今年のFILMeXは序盤しか通えないので、プレスではなく完全お客さんで。初めてかも。