発売中の「PRESIDENT WOMAN Premier」 2019年秋号、著者インタビューのページで『ブスの自信の持ち方』山崎ナオコーラさんにお話を聞いています。
「ブスのくせに表に出るな」と容姿で人を叩く差別にNO
来月出産というタイミングで取材に対応くださった山崎さん。ふっくらしたお腹と凛とした表情がとてもすてき。
発売中の「PRESIDENT WOMAN Premier」 2019年秋号、著者インタビューのページで『ブスの自信の持ち方』山崎ナオコーラさんにお話を聞いています。
「ブスのくせに表に出るな」と容姿で人を叩く差別にNO
来月出産というタイミングで取材に対応くださった山崎さん。ふっくらしたお腹と凛とした表情がとてもすてき。
執筆で参加した『中国時代劇ドラマ&スター完全ガイド』(キネマ旬報社)が好評発売中です。
偏愛するオジサマから注目の若手まで語らせていただきました。
放送されるのはCSが多くて、一般にはまだまだ知られてない中国時代劇ドラマですが、話数が多くても見始めるとハマる作品が続々入ってきているので、今まで見たことがない方にもぜひ見てみてほしい!
なんなら、先に「スターガイド」をめくっていただき、気になったスターがいる作品から挑戦していただくのもいいかも?
「イケオジ座談会」に参加させてもらったのですが、“イケオジ”の定義がさまざまで個人的におもしろかった。私はなんせ、イケオジ=コリン・ファースなので、オジサンでもイケていてほしいのですが(笑)、世の中的にはそっちじゃない方が多い模様⁈
字幕翻訳(共訳)した台湾ドラマ「私の隣に元カレ」がDVDリリースされました。
主演はレイニー・ヤン&ラン・ジェンロン。もう長ーいこと作品を見ているこの2人がいまだに高校生の格好しちゃってるところがすごい(笑)。
この予告編のテロップに出てくる
「流星花園~花より男子~」以来17年ぶりの豪華タッグ
という一文の破壊力よ…。
私が「流星花園」の第1話を観たのはたしか、留学中にぶらっと一人旅した山西省太源のホテル。
「おう、日本の漫画が台湾でドラマ化?道明寺って名前そのままなん?」って驚いたものです。17年前か~
ブログに上げていませんでしたが、4月に封切られた『芳華-Youth-』、まだまだ全国の劇場で上映中。素晴らしいので見てほしい!
公開時、dmenu映画さんに書いた記事。dmenu映画はサービス終了してしまったので、これはYahoo!のほうに転載されたもの。(※これも削除されました。サイトがなくなると書いた記事も消えるの悲しいわ…7/2)
昨日から衛星劇場で放送が始まった中国ドラマ「晩媚と影~紅きロマンス~」(原題:媚者無疆)。字幕翻訳に参加しました。
(中国にしては)低予算のネットドラマでありながら、若手スタッフ・キャストを中心に撮影や美術、編集にもこだわりが見られ、見ごたえ十分。Netflix配信中の、今年旧正月のメガヒット映画『流転の地球』(原題:流浪地球)にも主演している屈楚簫くんはこれから絶対きます。
公開中の『家族のレシピ』について、エリック・クー監督と斎藤工さんにインタビュー。(※サイト終了により削除されました…)
↑
えっと、私の署名が「新田恵利」になっていますが、誤字ですね(笑)。よく間違われる。
斎藤さんの監督へのリスペクトと映画愛にあふれる言葉をお届けしております。東南アジアの映画、もっと見たいし取材したいです。
エリック・クー監督といえば、『TATSUMI マンガに革命を起こした男』で来日された際にも、お話うかがっていたのでした。お子さんの話になるととっても嬉しそうだったのが印象に残っている。
「といえば」で続ける芸のなさが申し訳ないですが。エリックがけん引するシンガポールから飛び出した期待の星、2013年のカンヌ映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞したアンソニー・チェン監督(『イロイロ ぬくもりの記憶』)のインタビューも貼っておきます。
更新が滞ってしまったので、年明けからのお仕事をいくつか記録しておく。
今、話題の本『82年生まれ、キム・ジヨン』。1月に行われた翻訳者の斎藤真理子さんと、書評家の倉本さおりさんのトークイベントの内容と、インタビューをがっちゃんこさせた記事をウートピさんで書かせていただきました。全3回。掲載からひと月くらい経ってるんですけどね…。
〈第1回〉
〈第2回〉
〈第3回〉
この本をきっかけに、年明け〜1月にかけて、書店に平積みされている韓国の小説を手当たり次第読む日々でした。
韓国関連の記事執筆のお仕事が続いたせいか、影響されやすいたちのため、書き取りノートを買って休憩時間にハングルの勉強を始める。
語学の勉強って楽しいよね。最初は(笑)。
旧正月の休暇が終わったばかりの北京へ行ってきました。
目的は旧正月映画のチェック。映画の冒頭に出てくる“龍標”の「国家新闻出版广电总局电影局」の文字が「国家电影局」に変わっていたの、違和感あるわ。きっと暫く慣れない。去年から映画の監督業界の監督機関が中共中央宣伝部に変わったのですね。
旧正月の興収トップ3作品を見てきました。目玉は既に中国映画の歴代興収第2位に躍り出ている大ヒット中の『流浪地球』なのですが、ほかの2本も予想どおりというか、すごい安定感だったので、まずはそちらの紹介から。
3位につけたのが、早くも来月、日本で見られる《飛馳人生》です。『ペガサス/飛馳人生』の邦題で、「中国電影2019」で上映されます。
ある事情でレースへの出場停止処分を受けた主人公のカーレーサーが、5年ぶりに復帰を決意。返り咲きをかけて若手のスターレーサーに挑むという話。
落ち目の中年主人公が一花咲かせようと頑張るというのは、いろんな映画で語られてきたネタなんですけど、コメディを得意とする人気俳優・沈騰の、湿っぽくならず、ふざけすぎず、でも軽やか…というバランスの良いお芝居で気持ちよく引き込んでくれました。
監督の韓寒はベストセラー作家でもあり、レーサーとしても活躍する人。中盤までは、まあありきたりな映画なのですが、後半のラリーの演出にやたら気合が入っています。韓寒って若いのに(82年生まれ)演歌みたいな映画を撮る印象があるんですけど、ラリーのシーンはギアが一段上がる感じ。走ってる人じゃなきゃ分からないんだろうなという哲学を盛り込んできて、言いたいをここに詰めたな、と思いました。
沈騰はこの旧正月のある意味「主役」で、2位のSFコメディ《疯狂的外星人》にも出ています。こちらは、中国ではヒット作を連発しているのに、ドメスティックな笑いが過ぎるのか日本ではほぼ紹介されていないという寧浩監督の新作。劉慈欣の短編小説「郷村教師」が原案ですが、原型はとどめてないそう。でしょうね。
テーマパークで猿回しの芸をしている主人公がエイリアンに遭遇して騒動に巻きこまれるドタバタ劇。主演は黄渤ですが、その商魂たくましい親友を沈騰が演じています。
まだ仕事が休みという人も多い時期だったため、映画館も日中から結構盛況だったのですが、チケット売場で「とにかくコメディが見たい。コメディはどれだ」と係の人に詰め寄り(?)この映画に吸い込まれていく中高年の男性を数組目撃しました。正月に間違いない喜劇を見たいという心境はよく分かる。
もともと、この映画が今年の旧正月映画の大本命だったんですよね。それを抜き去って大ヒットとなっているのが《流浪地球》で、こっちはシリアスなSF。同じく 劉慈欣の短編小説が原作です。
呉京が木星に見えるよ↑
現地では、「ハリウッド映画に劣らない映像がすごい」という声も多いのですが、個人的な感想を言うと、ぶっちゃけ映像自体にはそこまで圧倒されなかった。親子愛とか、一家団欒とか、故郷とは…とか、中国の人の情緒に合ったストーリーを付け加えて、それを軸に展開したのが受けたのではないかと思う。ボロボロの地球が発動機を噴射させて太陽系から飛び出し、新しい定住の地を目指すというのも、なんだかいじらしくて心つかまれた。
日本の新聞等で書かれているように、「愛国映画」とか「プロパガンダ」と思われても仕方がない部分は、確かにある。中国の宇宙開発が進んだ今でなければ、中国人が中心になって地球を救う(一応ね、中国だけじゃなくて世界の国々が手組む設定なのよ)なんて設定は違和感しかないだろうし、それが可能になったという点で、中国の観客の自尊心をくすぐるものはあると思う。でも、試写の結果が「がっかり」なら官製メディアもここまで持ち上げなかっただろうし、4年間心血を注いで撮った作り手の熱意は只事ではないだろうから、まずは色眼鏡で見ないであげてほしいなとは思う。私は純粋に楽しんだ。
あ、あと忘れてはいけない。《流浪地球》と《疯狂的外星人》、どちらにも雷佳音がちょこっと顔だしてます。かわいいです。笑いとってます。
ほかにも、旧正月にはチャウ・シンチーとジャッキー・チェンの新作も封切られたのですが、どちらも惨敗。もうこの2人のネームバリューじゃお客さん入らなくなったのかな。寧浩監督は77年生まれだけど、《流浪地球》の郭帆監督も《飛馳人生》の韓寒監督も「80後」。時代の移り変わりを感じます。
2019年もよろしくお願いいたします。
今年の目標というか、希望:
〇もっと中国(映画・ドラマ)を取材したい。中国に行く回数も増やしたい。
〇メンタルヘルス系の取材をしたい。
〇40代女性の取材をしたい。
…ということで意識したわけではないですが、
年明け早々からお薦めの中国映画『迫り来る嵐』が公開に。
ドン・ユエ監督へのインタビューをこちらに書きました。
関連して、中国映画の資金集めや検閲について、
発売中の「キネマ旬報」1月下旬新春特別号(木村拓哉氏が表紙の)に書いています。
明日12月1日公開のイスラエル映画『彼が愛したケーキ職人』。劇場用パンフレットにプロデューサーのインタビューを書かせていただきました。
鑑賞後はケーキでも食べながら余韻に浸ってほしい、人間愛をうたった素敵な作品です。