上海国際映画祭に行ってきました。
取材や何やで肝心の映画はあまり観られなかったのですが、
ちょうど入れたので期待せずに観た『閃光少女』が意外と面白かった。
パッケージはいい加減もうええわ(飽)な
「あの頃系」×「学園モノ」。
しかし。
音楽の専門高校を舞台に、西洋音楽系の生徒にバカにされている
民族音楽系の生徒がバンドを組んでまわりを見返してやろうとする話なのですが、
ヒロイン(どことなく綾瀬はるかっぽい徐璐が達者)と組む女の子たちが
ゲームやコスプレを愛する「2.5次元」なんですよ。
中国でも人気だとは聞いていたけど、
日本より先にこういう映画が出てきたのが興味深い。
脚本は2011年の大ヒット映画「失恋33天」の原作・脚本を手掛けた鮑鯨鯨。
舞台挨拶にも登壇したのですが(右端)、
「自分の青春時代を投影はしていますが、
私は友だちがいなかったところが映画とは違う」
とちーっちゃい声でボソボソ話す根暗な感じが
興味をそそる人でした。