昨日(11月19日)から始まったTOKYO FILMeXのオープニング作品『相愛相親』を見る。
シルヴィア・チャン演じる主人公の心境を本当に理解するには人生経験がまだまだ足りませんが、
自分にとって何が大事なのか、
何が好きだったのか、
何が幸せなのか、
いくつになっても問い直す時間を持つことって必要なんだなと考えさせてもらいました。
Q&Aでも監督おっしゃってましたが、
中国の二級都市の変化の大きさ、
常に移動を続ける中国の人たち、
そんな社会の一面をしっかり盛り込みつつ、笑わせて、泣かせて、いろんな世代の人の心にリーチする作品をつくるシルヴィア・チャン監督、改めてうまい(上手い)なーと思う。
うまい(旨い)と言えば、主人公の夫を演じた田壮壮。
ほんっと、いい味わい。
「鰹だし」というより、私の好きな「昆布だし」っぽいさりげない旨味がありました。
今年のFILMeXは序盤しか通えないので、プレスではなく完全お客さんで。初めてかも。