昨年11月に取材した「2023 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ」(Taiwan Creative Content Fest)の記事がすべて出ました。
台湾のドラマ、映画をはじめ文化コンテンツ産業の「いま」が分かる興味深い内容になっているかと思います。
昨年11月に取材した「2023 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ」(Taiwan Creative Content Fest)の記事がすべて出ました。
台湾のドラマ、映画をはじめ文化コンテンツ産業の「いま」が分かる興味深い内容になっているかと思います。
公開中の台湾映画『赤い糸 輪廻のひみつ』、配給の葉山友美さんにお話を聞きました。
2021年に台湾で大ヒットした作品ですが、全世界配信権が某配信大手に売れているため、どこも買わなかったと思われる本作。日本で見られないのは惜しい…!と、さまざまなご苦労の末に公開にこぎ着けた経緯をうかがっています。
映画公式さんの投稿より
一般の配給会社は勝算無しと踏んだわけです。日本においてのニューシネマ以外の台湾映画はかなり厳しい状況です。特にこういう台湾感丸出しの映画はターゲットが絞られるので一般の配給会社は嫌厭します。なので私達で配給することになりました。いつか台湾感強め映画も勝算ありの時代が来ますように🙏 https://t.co/c4u1jzxChy
— ギデンズ・コー監督作『赤い糸 輪廻のひみつ』全国順次公開中❣️ (@taiwanfilm_agcy) 2023年12月23日
続き
さらに言うなら配信権を持つDisney+は日本語字幕を付けてまで日本に配信しても利益が見合わないと判断したのではないでしょうか。
— ギデンズ・コー監督作『赤い糸 輪廻のひみつ』全国順次公開中❣️ (@taiwanfilm_agcy) 2023年12月23日
たしかに今回の字幕制作はかなり大変でした。日本人には分かりにくい文化もなるべく一回で分かるよう心がけました。お金はないけど愛情だけは込めて作りました。 https://t.co/g8WEloG9yc
台湾映画を日本の映画館で見る機会が減っているのは寂しい。Netflix等には新作の映画やドラマがどんどんくるので、加入者は手軽に見られるようになったのですが、やっぱりスクリーンで見たい派です。
「華流ドラマガイドvol.3」が発売中。
台湾BLドラマ「You Are Mine」主演お2人のインタビューと、公開中『サタデー・フィクション』ロウ・イエ監督のインタビューを担当しています。
📖雑誌掲載情報📖
— VBLシリーズ公式 (@vbl_rio_love) 2023年12月7日
発売中の『#華流ドラマガイド Vol.3(#コスミック出版)に「Stay By My Side」の #僵持不下CP と「You Are Mine」の #夏宇CP が登場✨😍
素敵なインタビューと写真をぜひチェックしてください!#VBL #StayByMySide #YouAreMine #免疫屏蔽 #絕對佔領 #洪暐哲 #楊懿軒 #毛祁生 #蕭鴻 pic.twitter.com/T8GRnWLh8u
「You Are Mine」
とにかく2人のケミがすばらしく、かわいらしくて、この秋、仕事に疲れた私を癒してくれました。
11月25日に行われた台湾金馬奨の授賞式。どの映画か全部わかるように編集されているオープニング映像が素晴らしくて、繰り返し見ています。
こちらはメイキング。楽しいなあ。
ここで説明されているような撮影技術、先日取材した「2023 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest )」でもしっかりした展示がありました。記事化したらシェアします。
今回、プレゼンターとマスタークラスの講師を務めた満島ひかりさん。台湾ではNetflixのドラマ「First Love 初恋」の影響で大人気。日本でも「愛の不時着」や「イカゲーム」などは話題になりましたが、Netflixの影響力が全然違う。先日の取材でお世話になった文策院の方も、Netflixでランキング上位になる作品や主演俳優のことは、だいたい誰でも知っていて、だから最近「誰でも知ってる」日本の俳優は多くないけど韓国の俳優は非常に知名度が高いという話をされていました。
そうした関連の話も、記事化したらシェアします(たぶん笑)。
発売中「華流ドラマガイド」で、大阪アジアン映画祭で好評だった『本日公休』主演のレジェンド陸小芬さんと傅天余監督、『黒の教育』主演の蔡凡熙さんにお話しを聞いています。
ぜひお手にとって一緒に一般公開を祈ってください…!
蔡凡熙(ケント・ツァイ)さんは、すごくしっかりした好青年。「台湾犯罪故事」(黒潮之下)もお薦め。
誌面では7月公開の香港映画『星くずの片隅で』他の紹介もしています。
「私の人生は、私のもの」だと思いを新たにできる映画4本をウートピさんで紹介。
『私のプリンス・エドワード』『セールス・ガールの考現学』『同じ下着を着るふたりの女』『それでも私は生きていく』を取り上げています。
そのうち『同じ下着を着るふたりの女』と『セールス・ガールの考現学』には劇場用パンフレットに監督インタビューを執筆しています。
前者は、キム・セイン監督が制作の際に参考にしたというコミックエッセイ『母がしんどい』の著者・田房永子さんや精神科医の斎藤環さんらの寄稿が。後者も、「ほっほー」というモンゴルに関する豆知識がいっぱいで、どちらも非常に充実した内容。鑑賞のお供にぜひ。
香港から帰ってきて(←改めて載せる)気づけば発売になってた「ダ・ヴィンチ」5月号。
「花より男子」特集で各国実写ドラマを紹介しました。
いい機会だと全部見直して、超久しぶりに台湾版の「流星花園」も見たんですが、
当時はさっぱりだったジェリー(言承旭)の魅力が分かった気がした。
ごめんよ、20年遅刻したわ。
花より男子展、行かなくちゃ。
先週末公開の『小さき麦の花』(原題:隠入塵煙)を紹介しました。こういう作品を若い人たちが支持したというのが、なんだかうれしい。
李睿珺(リー・ルイジュン)監督を初めて知ったのは「白鶴に乗って」が上映された中国インディペンデント映画祭2013でしたが、あれから約10年。有名になって…と感慨深い。
「絶縁」をテーマに、アジアの作家9名が短編を書き下ろしたアンソロジー『絶縁』(小学館)。日本から参加されている村田沙耶香さんへのインタビューがウートピさんで公開されました。全3回です。
出版を知ったとき、「うっわ、面白そう!」とぜひぜひお話を聞きたいと思ったのでした。
各国の作家さんの「絶縁」のとらえ方がそれぞれ違っているのも興味深く。村田さんもおっしゃっていますが、表紙に翻訳者の方々のお名前が大きく出ているのがいいですよね。
どの作品も好きなのですが、北京のスタバからチベットの幼馴染のことを思う青年のごく短いお話なのに、すごいスケールと儚さ、強さなどいろんな感情を同時にかき立ててくれたラシャムジャさんの1本が後を引いています。