ライター新田理恵/NittaRie

映画、人、お仕事について書きます。

映画

台湾 文化コンテンツ産業の「いま」を聞く

昨年11月に取材した「2023 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ」(Taiwan Creative Content Fest)の記事がすべて出ました。 台湾のドラマ、映画をはじめ文化コンテンツ産業の「いま」が分かる興味深い内容になっているかと思います。 www.cinemacafe.ne…

台湾 金馬奨とNetflix

11月25日に行われた台湾金馬奨の授賞式。どの映画か全部わかるように編集されているオープニング映像が素晴らしくて、繰り返し見ています。 youtu.be こちらはメイキング。楽しいなあ。 youtu.be ここで説明されているような撮影技術、先日取材した「2023 TC…

夏にご紹介した映画

そこそこ忙しくて、更新を怠けてしまいました。 この夏、Webでご紹介した映画から、いくつか貼っておきます。 とにかく気分があがる『ダンサー イン Paris』 note.com シシィに共感しちゃった『エリザベート 1878』 wotopi.jp 劇場パンフの寄稿文がこちらで…

台湾巨匠傑作選2023 『アーカイブ・タイム』

ホームページを見て知ったのですが、先週末から開催中の「台湾巨匠傑作選2023」で、字幕翻訳したドキュメンタリー『アーカイブ・タイム』が上映されます。 日本での劇場公開は初。 フィルムのデジタル修復作業を手がける人々の仕事に迫った作品で、最後は皆…

「華流ドラマガイド」

発売中「華流ドラマガイド」で、大阪アジアン映画祭で好評だった『本日公休』主演のレジェンド陸小芬さんと傅天余監督、『黒の教育』主演の蔡凡熙さんにお話しを聞いています。 ぜひお手にとって一緒に一般公開を祈ってください…! www.cosmicpub.com 蔡凡熙…

『同じ下着を着るふたりの女』ほか、お薦め映画を紹介

「私の人生は、私のもの」だと思いを新たにできる映画4本をウートピさんで紹介。 『私のプリンス・エドワード』『セールス・ガールの考現学』『同じ下着を着るふたりの女』『それでも私は生きていく』を取り上げています。 wotopi.jp そのうち『同じ下着を着…

『小さき麦の花』(原題:隠入塵煙)

先週末公開の『小さき麦の花』(原題:隠入塵煙)を紹介しました。こういう作品を若い人たちが支持したというのが、なんだかうれしい。 www.cinemacafe.net 李睿珺(リー・ルイジュン)監督を初めて知ったのは「白鶴に乗って」が上映された中国インディペン…

『エゴイスト』主演の鈴木亮平さん

上映が始まった映画『エゴイスト』。 主演の鈴木亮平さんにお話を聞きました。LGBTQ+の方々に徹底的に配慮して作られた作品で、鈴木さんの役への向き合い方もすごい。改めて俳優さんってすごい。(語彙力) 詳しくはリンク先をどうぞ。 wotopi.jp インタビ…

『崖上のスパイ』

明日2月10日公開のチャン・イーモウ監督作『崖上のスパイ』。ちょっとお手伝いさせていただいた劇場用パンフレットが素敵なんです。 #崖上のスパイ パンフは読み物も充実!凄腕執筆陣がスパイ並みの緻密さで解説️✒レビュー(柳広司/作家)✒歴史解説(小谷賢…

2023年の始まりに

2月も半ばに近づいてから書くブログのタイトルではありませんね。 今年は和歌山で年越ししたあと、台湾に行ってきました。3年ぶりの海外です。そんなに行ってなかったなんて、信じられない。 空港でもらった検査キットで(気づいた人だけ放置されてる箱から…

今年も開催されます、香港映画祭2022

今年も字幕翻訳に参加させていただいた「香港映画祭2022」、公式ホームページができています。作品解説など詳細が載っているフライヤーもダウンロードできます。 この映画祭でしか見られない貴重な作品ばかりです。年末の忙しい時期ですが、ぜひ。 hkfilm202…

『復讐は私にまかせて』撮影・芦澤明子さん

公開中の映画『復讐は私にまかせて』で撮影を担当された、日本の女性カメラマンの草分け的存在、芦澤明子さんにインタビュー。 「フリパラ」さんではフリーランスとしての働き方の部分を中心にお話をうかがいました。 note.com 最近は自分の思いを最短距離で…

『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』

今週末公開の中国映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』について、きのう発売のキネマ旬報6月上旬号にチャン・イーモウ監督の論考を書いています。 www.kinejunshop.com トム・クルーズが目印。

『ドライブ・マイ・カー』英語字幕翻訳者 礒﨑さんへのインタビュー

去年、映画を見た時からずっと気になっていた。 海外で非常に高い評価を得ている『ドライブ・マイ・カー』。海外の皆さんは英語字幕で鑑賞してるので、その功績はものすごく大きいはず。 そんな思いから実現した英語字幕翻訳者・礒﨑美亜さんへのインタビュ…

『宇宙探索編集部』

大阪アジアン映画祭の取材記事はまた今度!と書いておきながらアップしていなかった。 『宇宙探索編集部』、孔大山監督にインタビュー。中国の新人監督が放つ、ゆるゆるSF映画(ではなくロードムービーだと監督)。どういう方向にいくのか、2作目も楽しみで…

大阪アジアン映画祭と『柳川』

大阪アジアン映画祭に行ってきました。 あまり本数は見られなかったのですが、見た作品はどれも当たり!と嬉しくなるものばかり。取材記事などはまた今度。 オープニング作品の『柳川』は日本語字幕をやらせていただきました。 ここはどこ? 夢か現か? え、…

2021年中国の映画興収ランキング

毎年恒例、キネマ旬報の映画業界総決算号に、中国の興収ランキングに関する記事を寄稿しています。 目次を見ていただければ分かると思いますが(端折るな)、この号は買い!かと。 www.kinejunshop.com

人付き合い、大事にするわ… タイ映画『フリーランス』

「ホントに働き方見直さないとヤバい!」と全く他人事ではなかったタイ映画『フリーランス』。反省しすぎて(?)「フリパラ」さんで紹介しました。 note.com

韓国映画『ユンヒへ』

昨日から公開の韓国映画『ユンヒへ』。おすすめです。 女性同士の愛を描く映画はもう珍しくありませんが、中年の女性同士というのはあまりないのでは? また、彼女たちを支える伯母や娘との世代を越えた連帯の描き方もいい。 イム・デヒョン監督にお話を聞き…

2022年の始まりも香港映画

本年もよろしくお願いいたします。 昨年末から仕事に追われてお正月の実感もないのですが、 何かと香港映画づいています。 まだまだ公開中の『レイジング・ファイア』、おすすめです。 同作公開にあわせ、シネマカフェさんで香港映画の特集を書きました。 イ…

2021東京・中国映画週間『1921』

2021東京・中国映画週間で『1921』を。 中国エンタメや近現代史に関心のない人には全く食指が動かない映画だと思いますが、若手が中心の人気俳優総出演の大作として、約2時間半あっという間で楽しみました。 中国ドラマファンにお馴染みの顔もあちこちに。…

注目の台湾映画『返校』監督にインタビュー

この夏、ぜひ見ていただきたい台湾映画『返校』の監督インタビューをwezzyさんに寄稿しました。 wezz-y.com

私も英語勉強しなくっちゃ…と思った『サムジンカンパニー1995』

この週末公開の映画2本、関連の記事を書きました。 『サムジンカンパニー1995』 wezz-y.com 待ってたよ!な『唐人街探偵 東京MISSION』 【気になる隣の男子】メガヒット中国映画の主役は「国民の弟」https://t.co/IxDqctXel5 — シネマカフェcinemacafe.net …

けっこうガツンとくる『やすらぎの森』

5月21日(土)公開のケベック映画『やすらぎの森』。劇場版パンフに監督インタビューを書きました。 差別や人生のしまい方を考えさせられたり、2019年に88歳で亡くなったアンドレ・ラシャベルさんがバストトップも露わにして挑んだ美しいラブシーンに驚かさ…

2020年の中国映画興収ランキング

本日発売。今年もキネマ旬報「映画業界決算特別号」で2020年の中国映画興収ランキングについて書きました。 コロナ禍の各国の映画事情がよく分かる1冊です。大泉洋さんが目印。 www.kinejunshop.com

必見の『春江水暖~しゅんこうすいだん』

まだまだ全国順次公開中、『春江水暖~しゅんこうすいだん』。絵巻物を見ているような、すごい作品です。

2021年もよろしくお願いいたします

昨年公開の作品たちですが、まだまだ見られます。 今年もよろしくお願いいたします。 wotopi.jp

「THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~」白雪監督インタビュー

昨日から公開です。白雪監督、素晴らしいデビュー作。キネマ旬報の記事がオンラインで公開されました。 若手監督を取り巻く中国映画業界の状況も興味深い。 www.kinejun.com

女性が主役の映画4本

この秋、おススメの映画をウートピさんでご紹介しています。 wotopi.jp

『死霊魂』公開

字幕翻訳(第二部、第三部)した『死霊魂』、コロナの影響による上映延期を経て、やっと公開されました。8時間超という長丁場ですがぜひこの機会に三部続けて見てほしい。