公開中の台湾映画『赤い糸 輪廻のひみつ』、配給の葉山友美さんにお話を聞きました。
2021年に台湾で大ヒットした作品ですが、全世界配信権が某配信大手に売れているため、どこも買わなかったと思われる本作。日本で見られないのは惜しい…!と、さまざまなご苦労の末に公開にこぎ着けた経緯をうかがっています。
映画公式さんの投稿より
一般の配給会社は勝算無しと踏んだわけです。日本においてのニューシネマ以外の台湾映画はかなり厳しい状況です。特にこういう台湾感丸出しの映画はターゲットが絞られるので一般の配給会社は嫌厭します。なので私達で配給することになりました。いつか台湾感強め映画も勝算ありの時代が来ますように🙏 https://t.co/c4u1jzxChy
— ギデンズ・コー監督作『赤い糸 輪廻のひみつ』全国順次公開中❣️ (@taiwanfilm_agcy) 2023年12月23日
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さらに言うなら配信権を持つDisney+は日本語字幕を付けてまで日本に配信しても利益が見合わないと判断したのではないでしょうか。
— ギデンズ・コー監督作『赤い糸 輪廻のひみつ』全国順次公開中❣️ (@taiwanfilm_agcy) 2023年12月23日
たしかに今回の字幕制作はかなり大変でした。日本人には分かりにくい文化もなるべく一回で分かるよう心がけました。お金はないけど愛情だけは込めて作りました。 https://t.co/g8WEloG9yc
台湾映画を日本の映画館で見る機会が減っているのは寂しい。Netflix等には新作の映画やドラマがどんどんくるので、加入者は手軽に見られるようになったのですが、やっぱりスクリーンで見たい派です。