上映が始まった映画『エゴイスト』。
主演の鈴木亮平さんにお話を聞きました。LGBTQ+の方々に徹底的に配慮して作られた作品で、鈴木さんの役への向き合い方もすごい。改めて俳優さんってすごい。(語彙力)
詳しくはリンク先をどうぞ。
インタビュー後編は「自分らしさとは」や仕事についてうかがったのですが、フリーランスで働く人には特に刺さる言葉ばかりではないかと思います。
明日2月10日公開のチャン・イーモウ監督作『崖上のスパイ』。ちょっとお手伝いさせていただいた劇場用パンフレットが素敵なんです。
#崖上のスパイ
— SHOCHIKU シネマ ブックス (@S_CINEMA_BOOKS) 2023年2月8日
パンフ📚は読み物も充実!
凄腕執筆陣がスパイ並みの緻密さで解説🕵️
✒レビュー(柳広司/作家)
✒歴史解説(小谷賢/インテリジェンス研究)
✒制作&キャスト(新田理恵/ライター)
✒#チャンイーモウ 監督(森直人/映画評論家)
✒スパイ映画(南波克行/映画評論家) pic.twitter.com/E3TUY8PEEq
映画に登場するある本を模したデザインで、内容も読み応えあり。ぜひ劇場でお求めください…!
デザインとカバーのイラストは『戦場のメリークリスマス 4K 修復版』や『WKW 4K』のビジュアルを手がけた成瀬慧さん。
かっこいいよね。
で『崖上のスパイ』ですが、絵作りの巧さはさすが大ベテラン。構図、美術、衣装がとにかく良い。キリキリ締め上げてくる『裏切りのサーカス』(好きすぎる…)みたいなスパイ映画を期待すると、随分温度の高いものに仕上がっているのですが、スパイ合戦よりも「窮地に立たされたスパイたちがどんな選択をするか」という人間ドラマに重きを置くあたり、チャン・イーモウらしいなと思いました。
2月も半ばに近づいてから書くブログのタイトルではありませんね。
今年は和歌山で年越ししたあと、台湾に行ってきました。3年ぶりの海外です。そんなに行ってなかったなんて、信じられない。
空港でもらった検査キットで(気づいた人だけ放置されてる箱から取っていくスタイル)一応毎日コロナ陰性を確かめつつ、迪化街のカフェにでも行こうと思ったら、春節準備仕様になっていてお茶どころではありませんでした。
それはそれで。
あまりにも久しぶりだったので、九份に行ったり。
こんなに歩きやすい九份は今だけでは?
実は魯肉飯より好きな嘉義鶏肉飯を食べたり。
まるで「初めての台湾 3泊4日」みたいなコースをめぐっておりますが、一番行きたかったのは、新北市のフィルムセンター(国家電影及視聴文化中心)。対応してくださった広報や国際合作チームの担当者さんが若い女性ばかりでパワーを感じました。ここは改めて取材したいです。
こんな具合に年明けからしっかりリフレッシュしてしまったため、1月から現在に至るまで馬車馬のように働いています(うれしい♥お仕事大歓迎です)。
そろそろ最大の仕事効率化=体調管理だと痛感する年頃なので、今年は本格的に食養生とか勉強してみたいですね。
からの。ツムラさんのオウンドメディア「漢方ビュー」にて、昨年取材させていただいた高知県の薬用植物の生産地紹介記事が公開されています。柴胡の畑、きれいだったな。
今年もよろしくお願いいたします。
今年も字幕翻訳に参加させていただいた「香港映画祭2022」、公式ホームページができています。作品解説など詳細が載っているフライヤーもダウンロードできます。
この映画祭でしか見られない貴重な作品ばかりです。年末の忙しい時期ですが、ぜひ。
公開中の映画『復讐は私にまかせて』で撮影を担当された、日本の女性カメラマンの草分け的存在、芦澤明子さんにインタビュー。
「フリパラ」さんではフリーランスとしての働き方の部分を中心にお話をうかがいました。
最近は自分の思いを最短距離で実現しようとして道草できない仕組みになってる、だけど…という指摘、道草しまくった自分にはとても響きました。道草して得た経験は無駄ではない…!
映画のお話メインの記事は「映画と。」に。
この作品では、劇場パンフに収録されている本作のエドウィン監督と深田晃司監督の対談インタビューを担当しました。よろしければ手に取ってみてください。
去年、映画を見た時からずっと気になっていた。
海外で非常に高い評価を得ている『ドライブ・マイ・カー』。海外の皆さんは英語字幕で鑑賞してるので、その功績はものすごく大きいはず。
そんな思いから実現した英語字幕翻訳者・礒﨑美亜さんへのインタビューです。
自分も字幕翻訳者の末席を汚す者として、心に留めておきたいことをうかがえました。
大阪アジアン映画祭に行ってきました。
あまり本数は見られなかったのですが、見た作品はどれも当たり!と嬉しくなるものばかり。取材記事などはまた今度。
オープニング作品の『柳川』は日本語字幕をやらせていただきました。
ここはどこ? 夢か現か? え、オノヨーコ? みたいな不思議な味わいの映画なのですが、見終わったあとからじわじわ効いてきます。
池松壮亮さんや中野良子さんも出演。ナチュラルメイクの踊る、歌うニー・ニーの魅力がまるごと堪能できる1本でもあります。ダメ兄弟もいい味よ。
今年秋に一般公開だそうなので、お楽しみに。
毎年恒例、キネマ旬報の映画業界総決算号に、中国の興収ランキングに関する記事を寄稿しています。
目次を見ていただければ分かると思いますが(端折るな)、この号は買い!かと。
昨日から公開の韓国映画『ユンヒへ』。おすすめです。
女性同士の愛を描く映画はもう珍しくありませんが、中年の女性同士というのはあまりないのでは?
また、彼女たちを支える伯母や娘との世代を越えた連帯の描き方もいい。
イム・デヒョン監督にお話を聞きました。男なら、女ならと考えず、あくまで人間の普遍的な感情として登場人物の心を捉えているところがいいです。