公開中の『海を駆ける』。
深田晃司監督にインタビューさせていただきました。
深田監督にお話を聞くのは、一昨年の上海国際映画祭の時に続いて二度目なのですが、教えていただくことがとても多いです。前回の記事はこちら。
『海を駆ける』ロケ地のインドネシアは未踏の地。近く、行ってみたいです。
公開中の『海を駆ける』。
深田晃司監督にインタビューさせていただきました。
深田監督にお話を聞くのは、一昨年の上海国際映画祭の時に続いて二度目なのですが、教えていただくことがとても多いです。前回の記事はこちら。
『海を駆ける』ロケ地のインドネシアは未踏の地。近く、行ってみたいです。
先週5月19日から公開されている『29歳問題』。男女、年齢問わずかなりオススメです。
舞台女優でもあるキーレン・パン監督(美女!)が、長年再演を続けてきた自作のお芝居の映画化。パン監督にもインタビューしました。
仕事と私生活で余裕を無くしたヒロインが、自分は仕事に依存し、友だちに依存してる(お酒とご飯の予定が入っていれば充実したつもりになる)と気づくあたりが刺さります。
どんな生活も結局は自分の選択の結果。自分で自分を楽しませる術を知ることも大事ですよね。
2018年も6分の1が過ぎましたね。
桜より桃派、の自分にとっては、近所を徘徊するのも楽しい季節です。
「キネマ旬報」3月下旬号、恒例の映画業界総決算号が5日から書店に並んでいます。2017年の中国の映画興行収入ランキングを振り返りました。
日本はもちろん、各国事情がわかって毎年勉強になります。
そして本日7日発売「プレイジデントウーマン」4月号で、キャリアチェンジした方5名にお話を聞きました。
好きなことに打ち込める環境ににいる人は満足度が高いと実感。
また、カルチャーのぺージでアカデミー賞作品賞等を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』、鬱映画の帝王(大好物ですけど)ハネケの新作『ハッピーエンド』などをご紹介しています。
3カ月も更新を怠けていました。
2018年は始まりからアジア映画の注目作公開や映画祭が続くので、スケジュール帳と日々にらめっこです。
本日は『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』(原題:「妖猫伝」)公開。
キネマ旬報で陳凱歌(チェン・カイコー)監督、livedoorニュースで主演・染谷将太さんのインタビューをさせていただきました。
この作品、楊貴妃と玄宗の物語の定説を知った上で見たほうが楽しめると思うので、中国の歴史にあまり詳しくないのよね…という方は、さくっと検索する程度でいいので予習しておくことをオススメ。
こちらも現在公開中、ジョン・ウー監督の『マンハント』。
キネマ旬報で主演・福山雅治さんのインタビューと、チャン・ハンユーさんのインタビュー構成。dmenu映画で中国語を頑張ってらっしゃる桜庭ななみさんにインタビュー。
『君よ憤怒の河を渉れ』の再映画化だと思って見ると驚きますが、ジョン・ウーのセルフパロディだと思うと楽しいです。
さらに、こちらも公開中。『長江 愛の詩(うた)』(原題:「長江圖」)の楊超(ヤン・チャオ)監督にインタビュー。
これね、たぶん1回だけ見ても分からないんですよ。何度か見ると、その度に気づくことがあり、味わいが増すのでおかわりされることをオススメ。
リー・ピンビンによる映像が美しいので、よくわからないながらも(失礼)目の前に広がる映像に感覚をゆだねてみると気持ちいいと思います。映画館(できれば4K上映館で)でみるべき作品です。
ここまでは映画のお仕事でしたが、さかのぼって年末年始はお金について考えていました。
現在販売中の「プレジデントウーマン」3月号はお金の特集。
会社員・Wワークの方も必見の確定申告ガイド、資産1000万円超え女性たちの貯金ストーリーを取材・執筆させていただいた。
貯められる人のお話を聞いて思ったのは、「あ、使わないんだな」という当たり前と言えば当たり前のこと。先取り貯金をして、余計なものには使わない(しかしこの「余計なもの」が大好きだったりする自分にはなかなか難しい…)。
あ、確定申告はもう済ませました。
昨日(11月19日)から始まったTOKYO FILMeXのオープニング作品『相愛相親』を見る。
シルヴィア・チャン演じる主人公の心境を本当に理解するには人生経験がまだまだ足りませんが、
自分にとって何が大事なのか、
何が好きだったのか、
何が幸せなのか、
いくつになっても問い直す時間を持つことって必要なんだなと考えさせてもらいました。
Q&Aでも監督おっしゃってましたが、
中国の二級都市の変化の大きさ、
常に移動を続ける中国の人たち、
そんな社会の一面をしっかり盛り込みつつ、笑わせて、泣かせて、いろんな世代の人の心にリーチする作品をつくるシルヴィア・チャン監督、改めてうまい(上手い)なーと思う。
うまい(旨い)と言えば、主人公の夫を演じた田壮壮。
ほんっと、いい味わい。
「鰹だし」というより、私の好きな「昆布だし」っぽいさりげない旨味がありました。
今年のFILMeXは序盤しか通えないので、プレスではなく完全お客さんで。初めてかも。
今とても売れているという、西野亮廣さんのこの本を読みました。
2000年代は07年まで北京にいたので、私はこの時期のお笑いブームを知りません。日本に戻ってきてからもテレビはお気に入りのドラマと朝のニュースぐらいしか観ないので、西野さんは芸人さんというより本をめっちゃ売ってる人という印象のほうがもともと強いのですが、「考える」ということができれば、何でも仕事になるし、仕事って楽しいんだと思いました。
働きかた、お金の稼ぎかた、ほかにもいろんなことに関して「こうあるべき」に縛られている人が多すぎる。
フリーでライターとかいう不安定な仕事をしている私に、ときどき「そろそろ就職したら?」とか(まだモラトリアム期だと思われているのかしら…)、「好きなだけでは食っていけないよ~」とか忠告してくださる方がいるのですが、自分の場合は好きじゃないと続けられません。今は、仕事に関してはホント、ストレスフリーだから幸せだと思っています。
欲を言えばもっと旅に出たいので、そのあたりの両立が可能な働き方の実現が短期的な目標でしょうか。旅先で1日の半分は原稿を書いて、半分は読書して過ごすとか最高…。
少し前になりますが、中国の中央人民広播電台のサイトに
「中国映画の8割は赤字」という記事が出ていました。
今年上半期の興行収入(チケット販売サイトの手数料除く)は
前年同期比3%増の253億5,300万元(約4,200億円)。
外国映画41本に対して中国映画は194本公開されましたが、
興収に占める割合はわずか38.5%だったのこと。
最近の中国映画業界は、さすがにちょっと前ほど闇雲にお金はかけなくはなったようですが、それでも、数百万元はかかるわけで。
300万元以下に製作・宣伝コストを抑えない限り(劇場公開映画では非常に厳しい)、興収1,000万元(約1億6,600万円)を最低確保しないとペイできないといいます。
上半期、興収1,000万円を超えた中国映画は51本(1億元超えは15本)。でも、スターのギャラだの、宣伝費だのを考えると、手堅く見積もって公開作の8割以上が赤字だろうという話です。
製作費を明らかにしていない作品も多いので、推測混じりの記事ではありますが、
上半期の中国映画興収トップ5《功夫瑜伽》、《西游伏妖篇》、《乘风破浪》、《大闹天竺》、《熊出没4》はまず黒字として、あと『容疑者Xの献身』の中国リメイク版や、
低予算映画で健闘した《冈仁波齐》(日本公開タイトルは『ラサへの歩き方 祈りの2400㎞』)などは黒字なんじゃないかとのこと。
いずれにせよ、日本で報じられているほど景気は「イケイケ」ではないようです。
(写真は記事と関係ないけど、素敵な上海・大光明電影院。
上海国際映画祭の開幕日のもの)
発売中の「プレジデント ウーマン」8月号。
漫画家ヤマザキマリさんに発想力の源について聞きました。
おもしろいものを描ける・書けるのは、
みっちりつまった知識の礎があってこそ、だと感じた取材。
アウトプットもいいけれど、インプットにもっと時間を割きたいものです。
ほかにも、
“神の手”の異名をもつ脳神経外科医の加藤庸子先生、
話題のGINZA SIXのプロモーションを引っ張ってこられた岩原佳乃子さんに
お話をうかがっています。
上海国際映画祭に行ってきました。
取材や何やで肝心の映画はあまり観られなかったのですが、
ちょうど入れたので期待せずに観た『閃光少女』が意外と面白かった。
パッケージはいい加減もうええわ(飽)な
「あの頃系」×「学園モノ」。
しかし。
音楽の専門高校を舞台に、西洋音楽系の生徒にバカにされている
民族音楽系の生徒がバンドを組んでまわりを見返してやろうとする話なのですが、
ヒロイン(どことなく綾瀬はるかっぽい徐璐が達者)と組む女の子たちが
ゲームやコスプレを愛する「2.5次元」なんですよ。
中国でも人気だとは聞いていたけど、
日本より先にこういう映画が出てきたのが興味深い。
脚本は2011年の大ヒット映画「失恋33天」の原作・脚本を手掛けた鮑鯨鯨。
舞台挨拶にも登壇したのですが(右端)、
「自分の青春時代を投影はしていますが、
私は友だちがいなかったところが映画とは違う」
とちーっちゃい声でボソボソ話す根暗な感じが
興味をそそる人でした。
すっかり更新を怠けていました。
春おもてに出たWebのお仕事を一部載せておきます。
【5月】やっぱり監督の取材は面白い
なぜ、ホウ・シャオシェン監督は多くの映画関係者から慕われているのか。
お人柄がちょこっとだけのぞけて幸せでした。
ゴシップ報道によるイメージや先入観でいろいろ言われがちな方ですが、
なんだかとても品があってお話もスマートな方だった。
『TOKYOデシベル』の辻仁成監督。
一月前にお鍋とフライパンがそろってダメになって以来
火を使った料理をしていなかったので、
さすがに取材後、鍋買いに行こうと思ったよね。
【4月】『帝一の國』がアツかった
紙媒体では、
「PRESIDENT WOMAN」6月号でトップセールスの方に
相手の心をつかむトークのコツを聞くなどしています。
6月は中華&フランス映画どっぷりになる(というかなりたい)予定。